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機器紹介
- 心電計
- 心臓の検査の基本となるものです。心臓の筋肉が興奮する際に生じる電気的活動を、身体の表面においた電極で記録します。不整脈や心筋梗塞などの診断等に用います。
- ホルター心電計
- 小型の記録機を装着して、通常通りの生活をして頂き、仕事中や運動中、睡眠中も含め、長時間の心電図を記録し、そのデータをコンピュータで解析して診断する検査です。自覚症状の記録と対比して、動悸の原因や胸痛の原因を調べます。
当院では、プールやお風呂でも利用できる機種も含め、計4台のホルター心電計を用意しております。
- 24時間自動電圧計
- 丸1日24時間、日常生活下において、血圧を定期的に測定する検査に使用します。
- エルゴメーター負荷検査装置
- 胸に電極を付けたまま、自転車状の検査装置のへダルをこぎながら心電図をとります。
ペダルの抵抗を調節することにより、さまざまな負荷をかけ、心筋虚血を誘発して、狭心症などの冠動脈疾患の有無を調べることが出来ます。
また、心筋梗塞後で通院中の患者さんや狭心症の患者さんに対して病状の進行が無いことを確認するためにも使用します。
更に、不整脈の運動負荷に対する検査にも使用します。
- 超音波診断装置
- 胸部にゼリーを塗り、プローブを当てて超音波を発信して帰って来る反射波で、心臓や血管の形態や動きと血液の流れを観察する検査です。心臓の機能を無侵襲で視覚的に調べることができ、心臓の雑音の原因を調べたり、心臓のポンプとしての機能を計測したりします。また、頚動脈のプラークの有無や程度を調べることも出来ます。もちろん、他に肝臓、胆のう、膵臓、腎臓、脾臓などの腹部臓器の検査にも使用します。
当院では場合により、まず検査技師が施行して基本的な計測等をして、その後に医師が詳しく検査することもあります。
- デジタルレントゲン
- デジタルレントゲンは通常のレントゲンより被爆量の少ない撮影が可能です。撮影から現像まで1分以内で行われ、一般のレントゲンでは写りにくい病変でも、コンピュータ処理により、より鮮明に映し出すことができます。肺癌や肺炎などの肺の病気の他に、心臓や大動脈などの病気の診断にも有用です。
- 呼吸機能検査装置
- 肺活量と吐く空気(呼気)の気管の通りやすさを調べ、息切れや呼吸困難などの際に肺機能を検査して、喘息やCOPD(慢性閉塞性肺疾患)の診断に使用し、肺年齢がわかります。
- パルスオキシメーター
- 身体に針を刺したりすることなく、指先に装着して動脈血の酸素飽和度を簡便に計測できる機器です。これにより心不全や呼吸不全の有無や程度を知ることができ、在宅酸素療法の患者指導などにも用いられます。
- 携帯型睡眠時無呼吸検査装置
- 睡眠中の呼吸状態と動脈血酸素飽和度を測定し、無呼吸・低呼吸の有無や程度を調べて、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の有無と重症度を診断する検査装置です。
SASの確定診断のためには、入院して終夜にわたり脳波などを含む専門的な検査を受ける必要がありますが、本装置を用いることにより、在宅で従来に比べて幅広いスクリーニング検査を行うことが可能となります。
- 呼気中一酸化炭素濃度測定装置
- 呼気中一酸化炭素濃度を測定し、禁煙療法や治療の判定に使用します。
- 末梢血、白血球分画
- 貧血や血小板数、白血球などを計測し、肺炎などの炎症性疾患の有無や程度、および抗生物質の使用の必要性について、すぐに調べることができます。
- 血糖測定装置
- 1分で正確な血糖値の測定が可能です。
- PT-INR 測定装置
- ワーファリンを内服されている患者さんの、プロトロンビン時間(PT-INR)、トロンボテストを1分で計測します。
- 消化器内視鏡
- 内視鏡検査とは、先端に小型カメラ(CCD)またはレンズを内臓した太さ1cm弱の細長い管を口あるいは肛門より挿入し、食道、胃、十二指腸や大腸の内部を観察し、時には治療を行うものです。医療機器や技術の発達により応用範囲も広がり、診断から治療までスムーズに行われるようになってきました。
当院では、毎週土曜日に消化器専門医が検査を行います。